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効率よく脂肪燃焼するには、高強度?それとも低強度?時間は?

こんにちは。

 

今回は、トレーニングにおける脂肪燃焼についてフォーカスしていきます。

筋力トレーニングを行う際に、重い重量の方がいいのか?

それとも軽い重量で高回数を行う方がいいのか?

 

レーニングをしている方なら疑問に感じる点だと思いますので、

脂肪燃焼という観点で考えていきたいと思います。

 

糖質と脂質がエネルギーを供給する

三大栄養素のうち、糖質と脂質が身体の中で主なエネルギー源となっています。

そのため、運動をすると、糖質と脂質が使われやすいです。

 

では、この糖質と脂質はどのようなバランスでエネルギーとして使われるのでしょうか?

 

高強度では、糖質が使われる

ここでいう高強度というのは、30秒程度のトレーニングで、力を発揮するようなものです。

こういったトレーニングの場合は、糖質がメインで使われることになります。

また、運動時間によっても異なり、時間が短くなればなるほど糖質が使われます。

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出典:入門運動生理学第4版

 

脂肪燃焼したいなら低強度で長時間

上の図を見ても分かる通り、運動強度が低く、運動時間が長くなるほど、エネルギー供給源に脂質も含まれてくることがわかります。

 

では、どのくらいの時間を目安に運動をすればいいのか。

次の図を見ましょう。

 

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出典:入門運動生理学第4版

 

こちらは歩行時間の変化に応じて、糖質と脂質の供給率の変化を表したものになります。

 

20分では、ほぼ糖質と脂質が50%ずつ使われています。

20分を境に、脂質がより使われていくようになっているのがわかります。

 

そのため、歩行のような低強度の運動を行う際には、20分という時間を目安にしていただくと、脂肪燃焼効果が期待できます。

 

まとめ

ご飯を食べ過ぎてしまったら、高強度で短時間トレーニングを!

油物を食べ過ぎてしまったら、低強度でいつもよりも長めの運動時間を!

 

目的に応じて、運動を変えることができればベストかと思います!

今回も記事に関して、ご質問やもっと知りたいことがありましたらぜひコメントをください!

お待ちしております。