なぜブロッコリーなのか?
こんにちは。
皆さんはトレーニングをするときや普段、食事には気をつけているでしょうか?
最近は、たんぱく質ブームがきているように感じられ、コンビニや広告でもプロテインが売られていますよね。
そのため、たんぱく質の含有量に目が行きがちですが、そのほかのビタミンやミネラルとバランスよく摂取することで
効率よく身体を作ることができます!
ボディビルダーやトレーニングをしている人の食事を見ると、脂質の少ない鶏肉と一緒にブロッコリーがよく食べられます。
今回は、なぜトレーニーたちにブロッコリーが人気があるのか見ていきます!
ブロッコリーの栄養素
生のブロッコリー可食部100gあたりに含まれる栄養素は、
エネルギー 33kcal
たんぱく質 4.3g
脂質 0.5g
炭水化物 5.2g (内食物繊維4.4g)
ビタミンB6 0.27mg
ビタミンC 120mg
ビタミンE 2.9mg
詳細はこちらの日本食品標準成分表の野菜類からご覧ください。
筋肉痛から回復してくれる栄養素
筋肉痛は筋損傷が起きている状態で、様々な栄養素を補うことにより筋肉を修復します。
そのときに必要な栄養素は様々ありますが、
ビタミンB6
タンパク質と赤血球はいずれも筋の回復にとって重要になりますが、
ビタミンB 6 はこれらの正常な代謝に不可欠です。
1日あたりの推奨量(RDA)は、1.3mg
ビタミンC
ビタミンCは、筋力と柔軟性に必要なコラーゲンの形成で重要な役割を果たすほか、
腱や靱帯の修復、骨の強化を助ける働きもあります。
RDAは、男性で90mg、女性で75mg
ビタミンE
運動によって生じた酸化ストレスや炎症を抑える働きがあります。
RDAは、15mg
たんぱく質
筋肉痛の場合、たんぱく質とエネルギーの必要量が48時間に渡り増加します。
そのため、トレーニング後は2日後に渡り、いつもよりたんぱく質を多めに取ることが大切です。
RDAは、体重1kgに対して1.2〜1.8gと言われています。
これを見ると、ブロッコリーに含まれる栄養素が筋損傷を回復するために必要な栄養素が含まれていることがわかります。
ブロッコリーからだけで取ろうと思ったら、かなりの量を食べなければいけなくなりますが、付け合わせとして摂取するには優秀な野菜になります。
たんぱく質がこれだけ含まれる野菜も少ないため、トレーニーが好んで食べる理由もわかります。
また、ブロッコリーなどのアブラナ科などの野菜に含まれる成分であるジインドリルメタンは、
男性ホルモンであるテストステロンを増強してくれるとも言われています。
テストステロンは、筋肉や骨の働きを強めてくれ、運動時に多く分泌されます。
そして、ジインドリルメタンはこのテストステロンの働きを強めてくれるのです。
このような理由からブロッコリーは好まれて食べられているのです。
おすすめの調理方法
ブロッコリーは生食でも大丈夫ですが、おすすめは蒸すことです。
茹でてしまうと、ビタミンCなどは水溶性のため、お湯に出てしまいます。
ブロッコリーの栄養素を全て摂取するためには、生食や蒸しが良いのでぜひお試しください!
今回は以上となります!