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栄養素とは(2)

こんにちは。

 

前回は、ヒトの身体に必要な栄養素についてご紹介しました。

 

今回は、前回の糖質・脂質・たんぱく質に加え、ヒトに必要な他の栄養素をご紹介していきます!

 

 

1.ビタミン

ヒトの生存に微量ではあるが必要不可欠な栄養素で有機物をビタミン、

無機物をミネラルといいます。

 

ビタミンは、エネルギー代謝を調節したり、組織の合成過程の制御に関わったりすることあります。

 

ビタミンは、欠乏したり、過剰摂取してしまうと場合によっては身体に不調が現れる場合があります。

 

ビタミンには、13種類あり、そのうち水溶性と脂溶性のものに分けられます。

 

 

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出典:https://yamayaku.net/medicine/images/bitamin.htm

脂溶性ビタミンは、脂肪組織に蓄積されるため、毎日摂取する必要はありません。

一方、水溶性ビタミンは、体内に蓄積されないので、毎日摂取しなければなりません。

過剰に摂取された場合は、尿から排出されるので、バランスよく食事などから摂取することが大切になってきます。


2.ミネラル

体重の約4%をしめるミネラルにはいくつもの種類があり、筋肉や結合組織などに存在しています。

 

ミネラルの役割は、酵素、ホルモン、ビタミンを形成する物質の一部として働いたり、グリコーゲン、脂質、たんぱく質の合成に関与したりします。

 

そのため、欠乏すると、ビタミンと同様に独特の症状が現れます。

 

 

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出典:http://www.wakunaga.co.jp/health/wakuwaku/cat19/no5.html

ミネラルは体内では合成されないため、毎日食物などから摂取する必要があります。

ミネラルが不足すると、鉄欠乏症で貧血の原因に、カルシウム不足で骨粗しょう症などになるリスクが高まるため、今一度食事を見直していく必要があります。

 

3.水

水は体重の約60%を占めており、以外にも重要な役割を果たすのでご紹介します。

 

水の果たす役割は、体温の安定化を図ることです。

水は、比較的比熱の大きな物質であり、温度が変化しにくいという特性を持っています。

また、体内で発生した熱が皮膚などで放出される過程で、熱の大部分が運搬されるのが血液に含まれている水分であります。

 

2つ目として、物質を運搬するという作用をします。

食物や老廃物などの多くの物質が、水に溶解した形で細胞間を移動します。

そのため、水が不足してしまうと、老廃物の排出がうまく行われず、むくみなども起こりやすくなってしまいます。

 

3つ目は、体内の化学反応を補助することです。

水分が多く含まれる唾液中に十分な水分がないと、消化酵素による食物の消化が円滑に進まないということもあります。

 

しかし、水は汗や尿などにより体外へと排出されているため、十分な量の水分を摂取しなければ、身体の生理機能に障害をきたしてしまうこともあります。

 

体重70kgの人で約2.3Lの水を1日で消失するため、水分を補給したり、

食物などから摂取しなければなりません。

 

 

このようにヒトの体内にはビタミン、ミネラル、水もかなり大切になってくるため軽視してはいけません。

 

しっかりとバランスの食事を意識することが大切になってきますね!

 

以上となります!