フルーツは実は太りやすい!?
フルーツが好きな方は多いと思います。
ビタミンやミネラルを摂取するためにフルーツを食べる方もいると思います。
しかし、フルーツは脂肪としてたまりやすい糖質を含んでいます。
そのため、ダイエットをしている人は控えた方がいいのです。
今回は、なぜフルーツが太りやすいのか、フルーツの代わりに何を食べればいいのかについてまとめていきます!
フルーツは果糖という糖質を含む
砂糖と呼ばれる甘さを感じる糖質には、米やパンなどに含まれるブドウ糖
牛乳などの乳製品に含まれる乳糖
フルーツなどの甘さは果糖という種類の糖質によってもたらされています。
この果糖が太りやすい原因になるのです。
インスリン
ブドウ糖は、血中に吸収されるとインスリンというホルモンを分泌します。インスリンは、血中の糖やアミノ酸などを細胞へと取り込む働きをします。取り込まれた糖はエネルギーとして使われるほか、取り込まれなかった糖は脂肪としても蓄えられます。
しかし、果糖はインスリンを分泌しません。すると血糖を取り込む事ができずにそのまま脂肪へと蓄えられてしまいます。
すなわち、フルーツなどの果糖は太りやすいのです。
本来、野生の果物は現在のものほどは甘くはありませんでした。
果物は夏や秋に実るものが多いが、それを食べて体脂肪を蓄え、厳しい冬に備えるためでした。
しかし、品種改良などにより果物はかなりあまくなり果糖の含有量もとても増えました。
そのため、こういった果物を食べ過ぎてしまうと余計に脂肪がつきやすくなってしまうのです。
終末糖化産物
また、果糖などの糖はたんぱく質と結びついて、終末糖化産物という物質を生成します。
終末糖化産物は、たんぱく質と糖が加熱、メイラード反応によってできた物質で、活性酸素を生成し、骨細胞死や骨密度低下を引き起こすことが知られています。
また、たんぱく質と糖がくっつく事により、進展性が失われる事で、皮膚のしわやたるみの原因となります。
果糖は、この終末糖化産物になりやすいため、身体への影響が大きくなってしまうのです。
果物以外から栄養を摂取する
そのため、果物からビタミンやミネラルを摂取しようとしている人にとっては、
必要量を取ろうと思ったら、それ以上に果糖をとりすぎてしまい、中性脂肪がつきやすくなってしまいます。
それであれば野菜や魚、海藻類などを上手く使って摂取するのがおすすめです!