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冷え性を侮るな

こんにちは。

 

今回は、冷え性について。

女性だと多くの方が悩んでいると思います。

女性の7割は冷え性と言われ、冬になると手足の冷えやしもやけなどになる方がいますよね。

 

今回は、そんな冷え性について、その原因と対策についてまとめていきます!

 

 

1.体温調節

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ヒトの体温調整は自律神経によってコントロールされています。

ヒトの体温はおよそ37℃で保たれています。これは、その温度が様々な酵素の働きを活性化してくれるためで、そのために自律神経が調節をしています。

 

体温が37℃よりも高くなってしまう場合には、手足の血管を拡張し熱を放出します。

体温が37℃よりも低くなってしまう場合には、熱を身体の中心に閉じ込めるために、手足などの毛細血管を収縮し、熱が逃げないようにするのです。

 

そのため、冬に手足が冷たくなるのはあくまで生理現象ということになります。

 

2.冷え性の原因

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続いてそのほかの冷え性の原因についてご紹介していきます。

 

a.筋肉量が少ない

よく筋肉が多いアスリートやお相撲さんなどは汗をかきますよね。

それは、筋肉では熱を産生するため、全体の筋肉量が多いとその分、熱を作り出すのです。

そのため、男性に比べ筋肉量が少ない女性に冷え性が多いのも1つの理由です。

 

b.食習慣

食事をすることで食事誘発性熱産生といい、摂取した食べ物を消化するときにも熱を作り出します。ご飯を食べるだけで汗をかくのはこの理由です。

そのため、ご飯をあまり食べなかったり、冷たいものばかりを食べてしまったりすると、熱を作り出せないし、冷たいものが体温を奪ってしまうということになってしまうのです。

 

c.脂肪

脂肪には熱を逃さない断熱効果もあります。

太っている方はよく汗をかいていますよね(笑)

そのため、体脂肪が少ないとせっかく熱を作り出したとしても、すぐに外へ放出されてしまい、身体が冷えてしまいます。

ある程度の脂肪であれば、持っておくのもありかと思います。

 

3.対策

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原因を踏まえて冷え性を直すために何をすれば良いのでしょうか。

 

筋肉量が少ないと生み出す熱が少なくなってしまいます。

レーニングや運動をすることで、筋肉を活性化させることができます。

また、冷え性は手足の血流が悪くなってしまっていることも原因ですので、運動をすることによって、筋肉が動かされ、血管の拡張と収縮が行われることで血流も改善することができます。

 

続いて、食習慣を見直すことが必要になります。

でんぷんを含む食材である、米、パン、根菜類などを主食として食べて、野菜や肉魚を食べることで熱を生み出しやすい身体へと変えていくことができます。

 

また、湯船に浸かるのも大切です。

手足をしっかりと温めることで血流も改善し、全身の冷えも解消することができます!

 

 

今回は、冷え性についてまとめてきました!

この時期になるとなかなか運動がしづらいですが、長距離はこの時期がおすすめです!

準備運動をしっかりして運動しましょう!

 

今回は以上となります。