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生活習慣病とは

こんにちは。

 

みなさん、生活習慣病をご存知ですか?

 

今では、国民病とも呼ばれ、多くの人がかかる可能性を持っている病気になっています。

 

多くは、運動不足や偏りのある食事が原因で引き起こされるので今回は、そんな生活習慣病についてまとめていきます!

 

 

1.生活習慣病とは

生活習慣病とは、1995年よりも前までは成人病と呼ばれていた病気の総称です。

 

それまで、成人病という言葉を使っていたのは、成人した中・高年者に発症しやすい病気であったためである。

 

しかし、その病気の発症や進行には、加齢よりも運動、食生活、喫煙、ストレスなどの生活習慣と深く関係していることが明らかとなってきたため、名称が変更されました。

 

生活習慣病には、肥満、脂質異常症、糖尿病、高血圧、ガン、脳卒中、肝臓病、骨粗しょう症などが含まれます。

 

これらの中で、肥満、脂質異常症、糖尿病、高血圧の4つの疾病は、その症状が自覚されにくいという特徴を持ち、症状が進行していても放置されがちである。

 

そのため、これらの病気から派生して血管系の疾病を併発してしまうことも多くあります。心筋梗塞脳梗塞などの血管系疾病は生命に関わる重大な疾病のため、十分気をつけなければなりません。

 

1950年以前は、結核などの慢性感染症が死亡原因の中心出会ったが、現在は、生活習慣病と関連する疾病が死因の大部分を占めています。

 

2.肥満

肥満には、症候性肥満と単純性肥満の2種類があります。

 

前者は、原因となる疾病がありそれにより二次的に肥満になるものであります。

 

一方、後者は摂取エネルギーが消費エネルギーを上回るために起こるものであり、

単純に食べ過ぎということにより肥満になることです。

 

肥満と判定される人のおよそ95%がこれにあたり、日本においては過去20年で1日の摂取エネルギーはほとんど変化していないことがわかっているのに、肥満者数は増加しており、運動不足による消費エネルギーの現象が主な原因ではないかと考えることができます。

 

ただし、単純性肥満が起こる要因として、遺伝的要因があることも知られています。

身体には体重を一定の範囲内に保とうとする機構が存在するが、肥満の原因となる遺伝的要因の1つが、この機構を介した経路です。

 

脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があり、褐色脂肪細胞の方が代謝が活発でより多くの脂肪が分解されます。

 

身体に脂肪が蓄積すると、白色脂肪細胞からレプチンというホルモンが分泌されます。

レプチンは満腹中枢を刺激し、食欲を減退される効果を持ちます。

 

しかし、遺伝的要因によりこのレプチンを感知する受容体の構造が変化し、その機能が低下してしまうなどのことが起こりうるのです。

肥満は、合併症などの疾病を重ねて起こしてしまうことが多くあり、食生活や運動生活を見直していかなければなりません。

 

 

今回は、生活習慣病である肥満についてまとめてきました。

 

次回は、生活習慣病の他の疾病についてもまとめていきます!

 

以上となります!