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むくみの原因はたんぱく質不足〜栄養面からのアプローチ〜

こんにちは。

 

今回は、女性の方で悩まれることが多いむくみの原因がたんぱく質不足かもしれないということについて

お伝えしていきたいと思います。

 

たんぱく質

最近はコンビニでもパッケージにたんぱく質20g!といったように、世間でもかなりたんぱく質ブームが来ているように感じます。

 

それだけ、運動を習慣化する人が増えてきている、健康を気遣う人が増えてきているということだと思うので、とても嬉しく思います!

 

肉や魚、大豆製品、乳製品などに多く含まれるたんぱく質ですが、

消化されると、血中にアミノ酸という形で吸収されます。

 

アミノ酸は体の中で、血管を作ったり、皮膚や髪の毛を作ったりと大きな働きをしています。

そのため、タンパク質が不足で肌が荒れてしまったり、髪の毛のツヤがなくなるということもあります。

 

一般に体重1kgに対して、最低たんぱく質を1g取ることが必要になります。

体重50kgであれば、1日50gのたんぱく質です。

 

女性だと、朝ごはんを食べるのが苦手。。。

という方が多いかと思います。

 

また、お昼はサラダ。なんていう食習慣だとこの50gは意外と摂取できていない場合が多いです。

50gってどのくらい?かと思う方もいると思います。

 

目安としては、肉や魚だと100gで20gたんぱく質があると思ってもらえればいいかと思います。

そのため、毎食主菜として100gほどの肉や魚を食べることができれば、基本的に不足することはないかと思います。

 

ぜひ、一度ご自身のたんぱく質摂取量を計算してみてください!

 

 

むくみの原因〜筋力不足〜

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むくみの原因としては色々と考えてれています。

1つに筋力不足があります。

 

血液も水分を含みます。

1日中、立っていたり、座っていたりすると、重力で血液が下半身に集まります。

このときに、下半身の血液を心臓に戻す働きをしているのがふくらはぎと言われています。

そのため、ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれたりするほど、下半身の中でもかなり大切な筋肉です。

 

このふくらはぎは、背伸びをするときに使う筋肉なので、

女性がヒールを履いていると、ふくらはぎを使い過ぎてしまい、硬くなってしまいその働きが弱くなってしまうこともあります。

 

対策としては、ふくらはぎのマッサージを毎日するようにしたり、

また、下半身の筋肉を全体的につけることにより、ふくらはぎの働きをサポートすることができます!

硬い筋肉をほぐすヨガや、トレーニング、ランニングなどがお勧めですね!

 

むくみの原因〜たんぱく質不足〜

ここからが今回の本題になります。

むくみの原因として、たんぱく質不足も考えられます。

 

血中にはアミノ酸の量に応じて、アミノ酸濃度があります。

身体の中では浸透圧と言って、濃度が高いところには低いところから水分が入り、その濃度を下げようとする働きがあります。

 

血中でも同じことが起こります。

そのため、たんぱく質を多く摂取していると、細胞などから水分が血中へと入り込み、全身へと巡っていきます。

しかし、たんぱく質が不足していると、血中のアミノ酸濃度が低く、細胞に水分が含まれた状態になってしまい、それがむくみとなるのです。

 

むくみを感じている人は食習慣を見直してみることも大切です。

 

また、血中には輸送タンパクと呼ばれる、身体の中で特定の物質を運ぶ役割をするたんぱく質がいます。

この働きが弱まってしまうと、体の中で脂肪をエネルギーとして消費しづらくなってしまい、代謝を下げてしまう原因にもなります。

 

そのため、ダイエットをしようと思っている方も、タンパク質の量は少なくなり過ぎないように注意が必要です。