活性酸素とは
こんにちは。
今回は活性酸素について。
活性酸素は、大気中の酸素よりも活性化されている、つまり反応性の高い酸素になります。
そんな活性酸素が身体に与える影響などをまとめていきます!
1.活性酸素とは
活性酸素とは、通常の酸素分子に電子が1個入った状態です。
すると、他の細胞から電子を取り安定化しようとする働きがあるため、他の細胞を攻撃してしまうのです。
2.活性酸素の生成
活性酸素は、生体内ではあらゆる場所で生成されています。
例をあげると、細胞内のミトコンドリアや赤血球などです。
赤血球は、酸素を運搬するのが主な働きになるため、活性酸素の影響を大きく受けてしまいます。
また、活性酸素は激しい運動をすることにより生成されることが知られています。
その原因としては、運動をするとカテコールアミンというホルモンが分泌されます。
このホルモンをねずみに投与したところ、活性酸素の生成が増えたという研究結果があります。
また、高温・低温環境下での活性酸素の生成も確認されています。
3.活性酸素による疾病
活性酸素はその酸化作用から細胞を攻撃してしまいます。
すると、細胞は炎症を起こし様々な症状を引き起こします。
そのため、炎症、動脈硬化、発がん、糖尿病などの様々な疾病に関与しており、老化を促進する因子であると考えられています。
しかし、活性酸素は、生体内では細菌などを殺す役割をしているため、必ずしも悪者というわけではないので、ご理解ください。
4.活性酸素を抑える食品
活性酸素は、かなり強い酸化力を持っています。
そのため、活性酸素の働きを鈍らせるためには、抗酸化作用のある食品を取る必要があります。
抗酸化作用があるのはビタミンACE(エース)です!
なんじゃそらと思う方もいると思います(笑)
ビタミンのAとEとCには抗酸化作用があり、これらを取ることで活性酸素の働きを弱らせることができます!
ビタミンAは、レバー、人参、ほうれん草
ビタミンCは、パプリカ、ブロッコリー、かぼちゃ
ビタミンEは、ナッツ類、大豆食品
などに多く含まれています。
すべて食べるのが大変という方はサプリで補うのもいいですね!
まとめると、
- 活性酸素は、疾病の原因となる
- 抗酸化作用のある食品を積極的に取るようにする
- 特に、ビタミンACEを多く含む食品を取る
ということがポイントとなります!
活性酸素は老化の原因とも考えられているので、食事から気をつけることで健康な生活を送っていきましょう!
今回は以上となります!