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クールダウンの効果

こんにちは!

 

みなさん。運動をしたらクールダウンしていますか?

なんとなく必要だとは思っているけど、

行っていない方が多いのではないでしょうか?

 

今回は、そんなクールダウンの効果についてまとめていきます!

 

 

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1.疲労軽減

クールダウンの効果の1つ目は疲労軽減になります。

 

レーニングや運動をすると、筋肉が損傷します。

その損傷した筋肉を修復するためには、栄養や酸素が必要となります。

運動中は、筋肉を動かしているため血液の流れも早くなっています。

 

しかし、運動をストップすると、筋肉の動きもなくなるため

それまで筋肉が血液を押し出していた分が無くなります。

 

すると、血流が悪くなり、酸素や栄養の運搬が十分に行われなくなってしまいます。

 

クールダウンをすることにより、徐々に体を安静状態に持っていくため

血流も穏やかに落ち着いていくため、その間も十分に酸素や栄養を送ることが

できるため、疲労の軽減に繋がるのです。

 

2.柔軟性低下の防止

運動をすると、筋肉が使われます。

筋肉が使われると、強度によっては筋繊維が破壊され

筋肉痛になります。

 

レーニングをすると、筋肉が収縮している状態に

なりやすくなってしまいます。

 

また、そのまま放置していると、筋肉を修復する際に

前よりも強くしようとして硬くなってしまうのです。

 

そのため、トレーニングだけをしている人は、筋肉が硬くなりやすく

関節の可動域にも支障が出るため、動きが制限されてしまうことがあります。

 

柔軟性の低下を防止するために、トレーニング後にクールダウンとして

筋肉をほぐすために軽くマッサージをしたり、ストレッチをすることに

より、緊張状態にある筋肉をほぐすことができるのです。

 

運動をして問題がでてしまうと、勿体無いので

クールダウンはしたいですよね!

 

3.自律神経を整える

みなさん、自律神経って聞いたことありますか?

 

自律神経は

  • 交感神経
  • 副交感神経

からなっています。

運動をすると、交感神経が優位になります。

交感神経が優位になると、やる気や元気が出てくるというものです。

そのため、「元気がなかったけれど、運動をしたらなんだか元気が出てきた!」

というのは、交感神経が優位になるからなのです!

 

しかし、交感神経が常に優位になっていると、気が常に張っている状態なので

身体がリラックスできません。

 

そこで、登場するのが副交感神経です。

副交感神経は、身体をリラックスさせる効果があります。

 

お昼を食べると、眠くなるのは、糖質をとってインスリンという

ホルモンが分泌される時に副交感神経が優位になるため、

リラックス状態になり眠くなってしまうのです。

 

そのため、運動中に優位になっている交感神経を抑えて

副交感神経を優位にしないと、運動後もリラックスできず、

家に帰ってからもなんだか身体が休まらないという状態になってしまうのです。

 

こう言った理由からクールダウンは必要になってきます。

 

クールダウンとして行うのは、

運動直後にストップしてしまうのは血流がストップしてしまうので

5分程度歩いた方がいいです。

その後、ストレッチポールなどのツールがあれば、使用して身体をほぐします。

 

もし、そう言ったものがなければ、ゆっくり使った箇所をストレッチしたり

軽く手でマッサージすると効果的です!

 

翌日の疲れの残り方にも影響がでるのでぜひやってみてください!