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インフルエンザの予防法

こんにちは!

 

今年はインフルエンザの流行が例年よりも早いようです。

11/25〜12/1の1週間でのインフルエンザの推定患者数は、前週と比べ約80000人増加の193000人と推定されています。

年齢別に見ると、14才以下の患者数が50%を超えています。

これは、例年よりも多い患者数となっており、流行が加速していることがわかります。

今後も加速的に患者数が増えていく予想となっているので、予防が大切になってきます。

 

 

 

感染方法

インフルエンザの感染経路には主に3つあります。

これらを知った上での予防が肝心となります。

 

飛沫感染

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インフルエンザに感染している患者が咳やくしゃみをした時につばなどと一緒にウイルスが放出されます。

そのつばなどを他の人が吸い込んでしまい感染するのを飛沫感染と言います。

くしゃみをすると、時速60kmで5mの範囲に広がると言われています。近くでくしゃみをした人がいたら次の瞬間には

吸い込んでしまっていると考えた方がいいですね。

 

一般的にくしゃみなどによって放出されるウイルスは水分を纏うためマスクで予防することができます。

また、感染者もマスクによって不要な拡散を防ぐことができます。

 

接触感染

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次にインフルエンザに感染している人の唾などがついた手でドアノブやその他のところを触ります。

そこを他の人が触り、ウイルスが付着した手で食事をしたりすることでウイルスを体内に入れてしまうのが

接触感染になります。

 

この接触感染を防ぐためには、うがいと手洗いが1番効果的です。

うがいをすることでウイルスの侵入を防ぐとともに、喉をうるおし粘膜の働きを助けてくれます。

 

また、手洗いは時間と回数を意識して行うことが大切です。

20秒1回手洗いする場合と、15秒で1回すすいでもう1回15秒洗った方が手のひらの菌は少なくなります。

雑菌は、洗い忘れがちな爪や指の間にもいるため爪を立てて洗ったり、指の間も丁寧に洗いましょう。

 

空気感染

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最後に空気中にいるウイルスが体内に入り感染する空気感染についてです。

先ほどくしゃみをすると水分を纏ったウイルスが放出されるという話をしました。

このウイルスは、水分があると粒子の大きさが大きいため市販のマスクでも防ぐことができます。

しかし、水分がなくなると、ウイルス単体の大きさだとマスクは通過することができてしまうのです。

 

このようなことが起こりやすい条件は

室温が低い(20度以下)

湿度が40%以下

 

室温が低いとインフルエンザウイルスが活性化します。冬に流行するのはそのためです。

また、湿度が低くなると、くしゃみなどによって放出されたウイルスの水分がなくなり粒子が小さくなります。

すると、そのウイルスはマスクを通過することができてしまいます。

 

暖房などを使うと湿度が低くなりがちになってしまいます。

同時に加湿もするようにすることでウイルスの空気感染を防ぐことができます!

 

また、免疫力が下がらないように

・バランスの良い食事

・睡眠時間の確保

・ストレスを避ける

といったことも大切です!

 

今回は以上となります!