卵は黄身と白身を一緒に食べた方がいい理由とは?
こんにちは。
日本人の朝食には、卵焼きや目玉焼きなど卵料理が用いられますね。
今回は、そんな卵について栄養価を見ていきます。
よくトレーニングをしたりする方は、黄身を避けて、白身だけを食べる方もいます。
それはなぜなのか?
結局どうするのがいいのかについてまとめていきます!
黄身は白身よりも栄養が豊富!
実は、黄身は白身よりも栄養価が豊富なのです!
卵黄は、たんぱく質、脂質、さらにビタミンやミネラルを多く含んでいます。
その中でも脂質のうち、30%はリン脂質と呼ばれるものです。
これは、脳や神経組織、細胞膜を作るために大切な物質で、大豆やレバーなどにも含まれていますが、その含有量は大豆の3倍近くもあるのです
卵黄は良質なたんぱく質を含む!
身体を作る素となるたんぱく質には、良質なたんぱく質と呼ばれるものがあります。
良質なたんぱく質とは、必須アミノ酸(EAA)は、体内では作るのことのできない9種類のアミノ酸をバランス良く含んでいるものを言います。
食物に含まれる必須アミノ酸のバランスを表したものを「アミノ酸スコア」と言います。
アミノ酸スコアは100に近いほどいいのですが、卵はアミノ酸スコアが100なのです!
質のいいタンパク質は、健康にも筋力アップにも最適。また、消化吸収が抜群で、疲れやストレスの解消にも効果的です。
卵黄と卵白を一緒に食べた方がいい理由
卵黄は卵白と比較して、たんぱく質でなくその他の栄養素も十分に含まれています。
しかし、卵黄は脂質の量が少し気になります。
一方で、卵白には、ほとんど脂質が含まれておらず、
水分が90%、たんぱく質が10%程度となっています。
そのため、卵白の方がたんぱく質だけを摂取するには効果的かもしれません。
しかし、卵白と卵黄を一緒に摂取すると吸収率が上がると言った研究もあります。
卵黄の栄養素と卵白のたんぱく質を一緒に摂取して、さらにバランスがよくなるのです!
半熟が1番吸収率が高い!
そして調理方法としては、半熟にすることでたんぱく質の吸収が良くなります。
目玉焼きなどを作るときには、半熟卵にしてみてはいかがですか?